映画『残穢~住んではいけない部屋~』はハリウッドでは表現できない、しっとり系のジャパニーズホラー

映画『残穢~住んではいけない部屋~』はハリウッドでは表現できない、しっとり系のジャパニーズホラー

Amazonランキング大賞2018のPrimeVideoランキングが発表されてましたね!
ランキングはベスト20でそのうち7作品が日本の映画でした。
(ちなみに私がAmazonPrimeで観た映画が4つ程ランクインされてました)

結構私は日本の映画が好きなんで、うれしいですねー。
さて、今回はベスト20にランクインした映画ではないですが日本映画です。

2016年
監督:中村義洋
原作:小野不由美

キャスト
私:竹内結子
久保さん:橋本愛
私の夫:滝藤賢一
平岡芳明:佐々木蔵之介
三澤徹夫:坂口健太郎

あらすじ

「私」は読者投稿を元に実話ミステリー小説を執筆している作家だ。
ある日、女子大生の久保さんから、相談の手紙が届く。

手紙によると、住んでいる賃貸マンションに何かが居るような気がする
また、寝室としている和室から畳を掃くような変な音がするという。

「私」と久保さんは実際に会い、調査を進める。

久保さんの隣に住む家族のもとに
正体不明のいたずら電話が頻繁にかかってきていたり、

久保さんの部屋の前の住人は
引っ越した先のアパートで自殺をしていたことがわかる。

また、過去に久保さんのマンションの別の階の部屋に住んでいた人からも
相談の手紙をもらっていたことを思い出し、久保さんの部屋が問題なのではなく
マンションに問題があるのではと思うようになる。

調査を進めると、マンションのある土地では
マンションが建つ前にも問題があったことが明らかに…

こうして原因をたどるうちに、「私」たちは
祟りの元凶ともいえる、ある秘密を知ることになるのである。

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感想(ネタバレあり)

効果音と急にゾンビとかが登場して驚かせるというわけではなく、
話が怖い。いわゆる呪いとか怨念、祟りといった類の話。

こういうしっとりとした怖さってのは日本的というか、
ハリウッド映画にはない日本のホラーの良さって気がします。

また、どっかで聞いた怪談は
実は手繰っていくと根は同じという発想も面白く
ぐいぐい引き込まれていきました。

祟りのルーツを探す旅

基本的には祟りのルーツを探す旅になります。
久保さんの住んでいるマンションの部屋の元住人が
引っ越してからどうなったのか?

自殺した?なぜ自殺したのか?
死ぬ前に何か言ってなかったのか?

そして残した言葉などを元に次のルーツを探る
…と言った具合に。

そうして舞台である東京から
大正時代に炭鉱で栄えたという九州の旧家にまでたどり着きます。

で、映画の冒頭で「私」が読者の投稿を元に
怪談小説を執筆するシーンがあるのですが、
その怪談の舞台が九州で、この一件とシンクロするところも演出として面白かったです。

エンディングが…

お寺の住職は多くは語らなかったけど
真実を知っている的な感じや、
「私」の新居にまでも例の公衆電話からの
いたずら電話がかかってくるようになってしまったりといった感じで
エンディングそのものの終わり方としては余韻を残す感じで好きです。

ただ、その前に雑誌編集者のPCがおかしくなって勝手に画面に
「話を聞いても祟られる」って文字が出てきて
炭鉱だからか炭で手が真っ黒になるシーンは余計かなと
ちょっとぶち壊しじゃない?
挙句の果てにCGの亡霊?が襲いに来るのかよ…
しかもこの人なんの前触れもなく祟られちゃうわけ??

 

総合評価は

竹内結子は年を重ねても綺麗ですねー
こんな役柄もやるんだなーなんて、それだけでも見る価値があります(私情)

若干ですが、過去を遡るのに
頭の中で整理しながら見ていくので
やや混乱気味になりました。

東京の話だったはずなのに千葉に飛んだりするので…
まぁボケーっと見てる自分に問題があるのかもしれませんがw

てゆーか、映画のサブタイトルに「住んではいけない部屋」といいつつも
結局部屋の問題じゃなくない?
見ても聞いても祟られるんじゃねーのか?

なんて思う部分もありますが
全体的な評価としては面白かったですよ。
ジャパニーズホラー映画もいいですね!

 

私的評価:★★★★☆

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イラストについて

特に印象に残ったシーンというか
こういうストーリーメインのホラー映画なので、
特にこのシーンが良かったという類ではないんですよね。

かといってホラーなシーンは描きたくないので…

そんなわけで今回のイラストは劇中最大?の萌えポイント

メガネ竹内結子with首コルセット!

これでしょう!
いやー、橋本愛もよかったんで
自分の中で拮抗していたのですが、
やはり滅多にお目に掛かれないというレア度が勝りました

 

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