映画『スーパー8』はグーニーズやE.T.がど真ん中な世代が子供とも楽しめるSF映画です

映画『スーパー8』はグーニーズやE.T.がど真ん中な世代が子供とも楽しめるSF映画です

お正月に家族で観るのにちょうどいい映画かなーと思ったので
あえて大晦日に久々の映画レビューです。

この映画も実は公開当時に映画館で観た、私的に思い入れのある映画です。

なんで思い入れがあるかというと…
まぁ、本編で書かせていただきますw

2011年
監督・脚本・製作:J・J・エイブラムス

キャスト
ジョー・ラム:ジョエル・コートニー
アリス・デイナード:エル・ファニング
チャールズ・カズニック:ライリー・グリフィス
ケアリー:ライアン・リー
マーティン:ガブリエル・バッソ
プレストン:ザック・ミルズ
ジャック・ラム:カイル・チャンドラー

あらすじ

舞台は1979年のアメリカ、オハイオ州。
主人公のジョーの母が職場の事故で亡くなったところから物語は始まる。
母親が亡くなったことで、父親のジャックと二人の生活が始まるのだが、
ジャックはジョーの交友関係にまで干渉してくるため、2人の関係はあまり良くない。

ジョーの友人というのが、自主製作映画を作っている
仲良しの5人、チャールズ、ケアリー、マーティン、プレストン。

そこに妻役にアリスを加え、深夜に家を抜け出し、
アリスの運転する車で撮影に向かう6人。

線路近く(無人駅?)での撮影中に、
アメリカ空軍の物資を運んでいた貨物列車と線路を走っていた車が衝突。

列車が脱線して大破炎上する大事故に…。

ジョー達は全員無事だった。
電車に衝突した車はジョー達の学校の生物教師であるウッドワード先生だった。

ウッドワード先生は、ジョー達に
「このことは誰にも言うな。言えば君たちも、君たちの親も、死ぬぞ」
とジョー達に銃口を向けたため、一同は一目散に逃げる。

程なくして街のあちこちで人や犬が失踪する事件が相次ぎ、
ついにはアリスも失踪してしまうことになる…。

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感想(ネタバレあります)

1980年代のスピルバーグ映画のオマージュ的な映画らしいです。
この映画自体、スピルバーグが製作プロデュースも行っているため、
本家も認めた、お墨付きのオマージュ映画とも言えるのかな?

なので、タイトルのようにグーニーズやE.T.などを見てきた
アラフォー(よりもうちっと上?)世代にはどことなく懐かしい感じ。

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10代のあのころ…

自分的には、10代中ごろの色んなことに夢中になれたあの頃に
自分を投影するような思いで見ていました。
映画を仲間たちと作るのもそうですし、ジョーの趣味である模型作りなんかも。

そしてアリスとのほのかな恋模様なんかも心の奥をくすぐられる感覚でイイです。

劇中作の映画がエンディングのスタッフロールで見れるのもよかったです。
おそらく14~15歳くらいの設定なのかなーと思うのですが、
特殊メイクとか血のりの出方とかクオリティ高くね?って感じです。

 

キャスティングのここがよかった!

何より火薬好き少年ケアリーが自分的にはツボで、劇中映画のゾンビ役がすげーハマっててw
そして彼の所持してる爆竹や花火が大活躍するのも
そのために火薬好きって設定?って思っちゃいました。

また、アリス役のエル・ファニングは何というか…
いい意味での場違い感というか、際立っていて、その存在を印象付けられるヒロインでした。
彼女がいるだけで画面が引き締まるんですねー!

 

印象的なシーン

オープニングのシーンで
「リリアン鉄鋼 連続無事故記録784日」って出て
その数字を「1日」に貼りかえるシーンがあるんですね。
これで「あぁ、事故が起こったんだなー」ってのがわかるシーンなんですが…

この映画、公開当時に映画館で観たと冒頭でも述べたんですが。
この事故が起こったとわかるタイミングで映画館でも事故が起こりまして、
そのため、この映画はすごく思い入れがあるんですねーw

その事故とは当時付き合っていた彼女が事故が起こったタイミングで
まだ9割方残っているポップコーンを映画館の床にぶちまけたことです笑
映画開始1分と経ってないのに…ポップコーンがww
その彼女が今の嫁なわけですが…

 

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あと、列車事故のシーンはすごく臨場感と迫力があります。
これはアングルもそうなんですがよくできてると思います。
若干効果音や爆発にごまかされている感も否めないですが、一見の価値ありとは思います。

残念なのは最終的にジョーが人を襲いまくった宇宙人に、
言葉が通じるかどうかも分からないあの宇宙人に、
説得?会話?だけで宇宙にお帰りいただくシーンはいかがなものかと…

普通に考えたら殺られますわ…w

 

でもラストでジョーが常に身に着けていた、
母親の形見のロケットペンダントを手放すシーン。

これってグーニーズで主人公のマイキーが
喘息の吸入を捨てるシーンにも通じると思うんですが、
母親からの精神的自立ってのを意味してるんだと思うんですね。

これは綺麗なシーンだったなと思います。

 

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総合評価

自分が子供のころにグーニーズやらE.T.といった子供が活躍する映画を観て
胸を躍らせていたように、今の子供が観ても面白いのではないかな?
時代が違うのでそこら辺の感覚がわからないけど…。

ただ、子供が車を運転してたり、ケアリーの火薬を使った火遊びや、
ラリってるやつ(時代背景的にヒッピーなのか?)が出てきたりするので
そういう部分は子供にはあまり見せられない部分ではあるのですが
概ねオススメできるのではないかと思ってます。

私的評価:★★★★★

 

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イラストについて

やっぱ彼しかいないかなってw

ぶっちゃけ、この映画のイラストは描きにくいです…。
宇宙人もリアルにキモイからねw

なので一番お気に入りのキャラ、ケアリーのゾンビ役のショットで!
宇宙人キモイとかいいながら、このシーンも大概キモイぞ!

てか、この映画はオフィシャルのパッケージすらもシルエットだな…
やっぱ製作陣もパッケージに苦労したか…ってちがうかw

 

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