コンスタンギーゴの名前の由来を追いかけて…

コンスタンギーゴの名前の由来を追いかけて…

ルアーの定番カラーの中に「コンスタンギーゴ」と呼ばれるカラーリングがある。
パールホワイトベースで背の部分にオレンジのトラ模様が入り、お寿司のエビの色合いに似ているので、通称「エビカラー」とも呼ばれたりもします。

これがコンスタンギーゴ

他のブログなどを見ると数年前から「コンスタンギーゴ」の名前の由来や意味については疑問には挙がっているようで、ルアーメーカーのラパラ発祥だとか、考案者の名前が付いているとか、海の神様の名前が付いているとか諸説あるようですが、「おー!そうなのかー!」と納得できるエビデンスがなかったので、私なりに調べてみることにしました。

おそらく海外発祥だろうということで、海外サイトを調べてみる

最初にしたことは、「コンスタンギーゴ」を英文スペルにすること。
英語は得意ではないし、そもそもどこの国の言葉かも分からないので、Google検索で適当なスペルで入れてみることに。

constan gigo

と検索してみたら、日本語のサイトしかヒットしない…つまりスペルが違うのだろうけど、
「コンスタン」って綴りがそもそも間違えてそう。長いから省略とかしてるのかも。
「ギーゴ」のほうはたぶん大きく間違っていないだろう、ということで

gigo lure

で検索してみました。すると…海外サイトが表示された!
ebayなどの海外大手ネットオークションサイトなどに表示されていたので、それなりに信ぴょう性もあるのではないかと。
それによると、

Constantinople Gigo

と表示されていたので、やっぱり日本名は省略されていたんだなと思い、
これで海外サイトを調べたら由来がすぐに出てくるのではないかと思いました。
※上記のテキストクリックで実際の検索結果が見れます。

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一向に見つからない資料。作業は振り出しに

実際に「Constantinople Gigo」というワードで資料を探し始めると、何も見つからない。
しかもよくよく考えてみると、検索でヒットしたルアーがimaやシマノなど日本のルアーばかりだったのも気にかかる…
スペルをじっくりと確認すると…「コンスタンチノープル」?なんか聞いたことあるような名前。
歴史で出てきたような…と思い、調べると

東ローマ帝国の首都であった都市で、現在のトルコの都市イスタンブールの前身である。
出展:Wikipedia

…アカンやん。

作業は振り出しに戻りました(爆

ルアーから逆引きして正しいスペルをゲット

しかしimaやシマノが実際に「Constantinople Gigo」として販売してたら、それってけっこう恥ずかしいのでは?
海外向けサイトとか運営してて、そこにこの英文表記してたら、海外のアングラーから鼻で笑われてるだろうな…
なんて思いながら、検索結果に一番多くヒットしてたimaのWEBサイトを見てみました。

すると…ありました!海外向けサイト。


出展:ima

「Constantinople Gigo」じゃないぞ!
ここでついに見つけた正しいスペル「Constant Guigo」
それにしてもConstantinople Gigoとはなんだったのか…

Constant Guigoに関すること

実際に調べてみると、人名ということがわかりました。これは事前情報通りですね。
こんな本がありまして、ここにラパラの歴史などが書かれてます。


Rapala: Legendary Fishing Lures (英語) ハードカバー

そして、その中にはコンスタンギーゴについても書かれていたのです!
で、Constant Guigoさんがどういう人かというと…


出展:Rapala: Legendary Fishing Lures

こんなお方らしい…すげぇ!
フランスのビッグゲームの釣り愛好家?漁師?らしい
ビッグゲーム、つまりマグロとかセイルフィッシュとかカジキマグロとかの釣りの名手ってことだと思います。

その実績はというと

  • モーリシャス第1回マーリンワールドカップ優勝
  • 欧州チャンピオン3回
  • 20以上のトーナメント優勝者

1972年にラパラのルアーだけをつかってヨーロピアンブルーウォータータイトル(たぶんそういう大会があるんでしょうね)を獲得したらしいです。
なんせ、ビッグゲームに初めてラパラのルアーを取り入れたということらしいです。

コンスタン・ギーゴ氏は1977年に家族経営の小さな会社「Guigo Marine」を設立。
その会社をラパラが買収したということなのかな?英語がわからないためニュアンスで書きますが、たぶんそんな感じ(苦笑)

肝心のコンスタンギーゴのルアーカラーについては、以下のようなニュアンスの記載を発見。

1990年にパールホワイトにオレンジ色の縞模様の新しいカラーConstant Guigo(コンスタンギーゴ)を追加。コンスタンギーゴは、ビッグゲームでの長年の経験を活かし、フランスのビッグゲームアングラーConstant Guigoによってデザインされました。

とのことです。書籍からの抜粋ですがマグロがコンスタンギーゴのルアーを咥えたこんな写真も掲載されています。

出展:Rapala: Legendary Fishing Lures

ちなみに、コンスタン・ギーゴ氏の息子がフィリップ・ギーゴという方でラパラフランスの社長らしいです。(上記の書籍にもフィリップ氏の名前が載ってます)
こんなインスタ投稿も発見いたしました。ラパラジャパンの社長さんのインスタアカウントです。

 

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隣の俳優みたいな彼の名はフィリップ・ギーゴ、ラパラフランスの社長です。 フィリップのお父さんはルアーフィッシングをやっている人なら一度は聞いたことのある有名人。 え?知らないって? あのパールホワイトにオレンジのラインが入った「コンスタンギーゴ」は彼のお父さんの実名なんです♪ 今では他のメーカーさんが名前を流用するくらいソルトルアーでは有名なカラーになりましたが、知らない人は多いようです。 #raparajapan #コンスタンギーゴ #kdinthehouse

KD Hironori Kitadeさん(@donktd)がシェアした投稿 –

というわけで、今まで探しても見つからなかった情報を突き止めて、まとめてみました。

少しスッキリしたような…。
でもこのカラーリングが何に着想を得てデザインしたかという点については謎のままですが…。
ま、そこまで知る必要はないか(笑

 

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