夜釣りに重宝するのが蓄光タイプのグローカラーのルアーです。
以前にいろいろと調べた結果、夜でも魚の目にはルアーは認識できているということなので、
光らせなくてもいいんでしょうけど、人間は己が見えているものを信じてしまいますよねw
というか、単純にルアーが光るとどこにあるか視認性が高まるという利点が大きいのかも。
…で、こういったルアーに光を蓄えさせることができるのが市販のブラックライトです。
そういえば、少し前にスマホをブラックライト化する小技みたいなのを読んだことがあったな~と思ったので、釣りに使えるか検証することにしました。
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スマホをブラックライト化する方法
用意するものは、スマートフォン、油性マジックペンの青・紫、セロハンテープ。
以下、番号通りにやってもらうとスマホをブラックライト化できます。
1.スマホのライト部分にセロハンテープを貼る。
↓
2.ライト部分のセロハンテープの上からマジックペン青を塗る
↓
3.上記の1と2をもう1回行う
↓
4.スマホのライト部分にセロハンテープを貼る。
↓
5.ライト部分のセロハンテープの上からマジックペン紫を塗る。
これで完成!
試しに暗い部屋で照らすと、白い壁などが蛍光色に光ります。
そして、チャート系のルアーを照射してみると、これまたいい感じに光ります。
これは期待できそう!
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グロー系のワームを蓄光させる
ブラックライトの特性である、蛍光色のものを光らせることは問題なく行えた。
じゃあ、次はグロー系のワームを蓄光させようとして見たのですが…
あれれ…?おっかしーぞ!!
わかりますか?
ほのかに青白く光ってますが…全然光が持たないし、そもそも輝度が低すぎる…。
そしてジグヘッドはダイワの月下美人なので、これも光らないといけないのですが。
これでは思っていた役割は果たせそうにありません。
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原因は紫外線が弱いから
調べたところによると、ルアーなどに使われる蓄光材は、紫外線のエネルギーを蓄え、そのエネルギーを放出しながら自ら発光させるものみたいです。
紫外線というのは以前の記事にも書いた通り、380nm以下の波長の目に見えない光ですね。
なので、単純にペンで塗っただけの青い光では紫外線の量が足らなかったんでしょうね…。
チャート系の蛍光色のルアーが光ったのは、蛍光材は蓄光材と違って光エネルギーを蓄えることができないけど、スマホのブラックライトの中にわずかに含まれる紫外線を受けて発光していただけ。
ということになりますね。。
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100均グッズで釣り用の蓄光ライトを自作する!
こうなりゃ、100均グッズで自作だ!
というわけでキャンドゥで買ってまいりました。
LEDマイクロライトとシークレットペン。
シークレットペンってのは透明なインクのペンで何かを書いて、キャップ部分のブラックライトを照らすと見えるようになるという、見た目はファンシーですがちょっとハイテク?な文具です。
このブラックライトをLEDライトに組み込む感じですね。(ペンのまま使ってもいいが、見た目が…w)
特に説明するまでもないのですが、注意点があるとすれば電極の向きがあるので間違えないように!
ってことぐらいですかね?
電球の中のパーツの向きで見分けることができるので、向きを揃えて、それぞれの線の長さを合わせてカット。
あとはLEDライトにブラックライトの電球を組み込めば完成です!
見た目はスマホの時と変わらない青い光だが…。
ルアーを照射してから、ライトを消すと…
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
蓄光力ハンパねーっす!
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スマホをブラックライト化して釣りに使えるか? まとめ
さて、スマホのライトをブラックライト化して、グロー系のルアーを光らせようと目論んだのですが、結論としては釣りには使えないことがわかりました。
そして、代わりに100均グッズで安価に釣り用のブラックライトの作り方をご紹介しました。
これでも紫外線量は決して多いとは言えないと思いますので、もっと紫外線エネルギーを蓄えさせて、より強い光を長い時間光らせたいという方は専用のライトがおすすめです!
ではでは~!
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