突然ですが、タコ料理と言えば?
タコブツ、タコ焼き、タコときゅうりの酢の物、タコの天ぷら、タコの唐揚げ、蛸飯…
あたりが家庭のメニューでは王道でしょうか?
今回は前回のエントリーでゲットしたタコで懐かしの味を再現したいと思います。
タイトルにもあるように「たこいなり」という料理です。
実はこの料理、明石では有名な「魚の棚」という商店街の中にあった
「浪花」というお寿司屋さんの名物料理でした。
「でした」と書いたように、このお店はもうありません。
残念ながら2015年に閉店してしまいました。
ちなみに魚の棚商店街ってこんな感じ。
テレビなどでもよく紹介される商店街です。
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「たこいなり」の思い出
ワタクシは神戸出身なのですが、神戸の中でも電車も通っていないような西の端っこの地域に住んでいたため、
ちょいと三ノ宮などの都会に買い物…という場合には、電車に乗るためにまず明石に出て…みたいなことをしないといけませんでした。
親がたまーに買い物やらで都会に出て、ご飯作る時間がない!
ってなときに買ってきてくれたのが、たこいなり。
これが結構おいしくて、タコ好きなワタクシは好物だったのです。
ビジュアル的には、いなり寿司を天地ひっくり返して、シャリが見える状態にして
そこに甘辛く煮たタコが2切れ乗っかってます。
そしてその上に山椒の木の芽がトッピングされてました。
この乗っかってる煮ダコがめちゃくちゃ柔らかくて、美味しかったのを覚えてます!
これを再現したいと思います!
ただ、山椒の木の芽なんてどこにも売っていなかったので、これは無しでw
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たこいなりを作ってみる
今回の再現レシピを作るにあたって用意した材料
タコの煮物
・タコ
・醤油
・酒
・味醂
いなり用油揚げ
・すし揚げ
・だし汁
・砂糖
・醤油
酢飯
・ごはん
・すし酢(合わせてある市販のもの)
あれば木の芽。香りがマッチしていたような記憶があります!
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まずはタコの足で煮物をつくろう
切り分けたタコの足を2~3本煮ることにしました。
詳しい味は遠い記憶になってしまいましたが、酒、醤油、味醂などで煮込めばなんとかなるでしょう。
弱火でコトコト煮込むこと、約1時間ほど。
できあがったそれの端っこをつまみ食いすると…
むぅ、思ってたより…硬い!
もっと煮込めば柔らかくなるのか?
それとも圧力鍋とか使えばいいのか?
もっと柔らかかったような気もするが、それは記憶が美化されている?
もしくは自分がジジイになってしまったからそう感じているのかも?
まぁ、味はまずくはなかったのでこれはこれでいいか!
これを7~8mm程度の厚さで輪切りにしておきました。
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いなりずしを作ればほぼ完成⁉
うす揚げはお寿司用の正方形のものを甘じょっぱく煮ます。
ナナメに三角に切るやりかたと、長方形に切るやりかたがありますが
当時の記憶をたどると長方形だったように思うので、そのようにしました。
煮上がったうす揚げを丁寧に開いて、酢飯を作って詰める…
まぁ普通にいなり寿司を作る工程ですねw
できたいなり寿司をひっくり返して…シャリ部分にタコを乗せる!
これで完成!
見た目的にはね…。
実際の「浪花」のたこいなりはもっと手が込んでたんだろうけど素人ができるのはこんな程度ですw
そして気の利いた器もないので、バットに並べつけてるし…。
料理をブログで紹介するのなら、もうちょっと写真映えする皿が欲しいところですねw
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明石の名店・浪花の「たこいなり」を再現 のまとめ
実際に食してみると美味しかったです。
でもやっぱりもっとタコが柔らかかったと思います。
こりゃ、再チャレンジってことで!
ちなみに子どもはタコをどけて、いなり寿司だけ食べてた…ナンテコッタ!
たこいなり以外にも、タコ尽くしレシピってことで、タコブツとタコ焼きも作ったんですよ!
ビールがすすみますw
ホントに食器が恥ずかしいですw
こんなのがあればいいのかな?
もしくは陶芸教室でも行こうかしら…なんてね
ではでは!
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