スピニングリールを新調しようと思ったけど、何を基準に選べばいいのか?【アブ・ガルシア編】

スピニングリールを新調しようと思ったけど、何を基準に選べばいいのか?【アブ・ガルシア編】
ElephantMask
リールのことばっかですみません!

同タイトルの記事の【ダイワ編】【シマノ編】ときて今回は【アブ・ガルシア編】です。
以前の2つの記事はこちらです。

ダイワ編では2500番リール、シマノでは同等の番手が3000番でした。
アブ・ガルシアはダイワかシマノのどちらかに歩み寄っているものかと思い、スプール径を確認しようとしたのですが、アブのWEBサイトにはスプール径の記載がなかった…。(ダイワとシマノのサイトには掲載されている)

別の手段として、スプールの巻取り量で比較すると、2500番の巻取り量がナイロン3号(12lb)150mってのがあったので、そこはダイワと同じようです。
ただ、その他のラインでは誤差があるので、ダイワ寄りではあるもののアブ・ガルシアも独自の規格なのかと推測します。

それでは、ダイワとシマノ同様に品番の見方から進めていきます!

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アブ・ガルシアのスピニングリールの品番の見方

これまでと同様に、アブ・ガルシアの品番を例に挙げると

ROXANI 3000MSH

こうなりますね。
ROXANI(ロキサーニ)ってのがモデル名ですね。

3000が番手ですね。シマノと同様でダイワの3010みたいな端数は出ないです。
MSHってのが仕様ですね。
ダイワ、シマノと見てきたのでだいたい予想は付きますよw
おそらくミディアム?シャロースプールのハイギア…ってとこでしょうね。
シマノみたいにシンプルな品番のつけ方なんですかね?

…では答え合わせしましょうかw

S シャロースプール仕様
MS ミドルシャロースプール仕様
H ハイギア仕様
D ダブルハンドル

こんな感じ。概ね正解でしたね。
シマノよりもさらにスッキリとした品番のつけ方で、シンプルなラインナップになることが想像できます。

スプールはノーマル → MS → Sの順で浅くなると推測できるのですが、アブの変わっている点としては、
3000MSと3000Sは存在しているけど、3000というノーマルスプールの製品が存在しないモデルがあるということです。

また、替えのスプールが付いているモデルもあるものの、メインのスプールと巻取り量が異なるモデルもあるということも特徴として挙げられるかと思います。

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アブ・ガルシアのスピニングリール価格

ダイワ、シマノ同様に先にテクノロジーを紹介したいところですが、アブのモデルの展開が少しわかりにくかったので、まず価格を比較してから手が届きそうなモデルのテクノロジーを紹介します。

そして、5年以上前のモデルも普通にあるようなのでそういった古いモデルは除外、当然淡水用も除外して、ダイワと同様の2500番で比較します。
また、ノーマルスプールの製品が少ないため、アブ・ガルシアに限りシャロースプールで比較します。
ギアもノーマルギアが存在しないモデルがあるため、表のモデル名を入力してた欄に品番を入力するようにします。

Revo MGXtreme 2500S Revo MGX 2500S Revo Rocket 2500S Revo PRM 2500SH Revo ALX 2500SH ROXANI 2500SH
欠品
SUPERIOR 2500S OCEANFIELD 2500H DECIDER 2500SH Cardinal II STX2500S Cardinal II SX2500S
欠品
Revo MGXtreme 2500S Revo MGX 2500S Revo Rocket 2500S
Revo PRM 2500SH Revo ALX 2500SH ROXANI 2500SH
欠品
SUPERIOR 2500S OCEANFIELD 2500H DECIDER 2500SH
欠品
Cardinal II STX2500S Cardinal II SX2500S

こんな感じで、ダイワやシマノに比べるとハイエンドなモデルでも手に入りやすそうなお値段ではあります。
ただ、テクノロジーや精度についてはダイワやシマノに匹敵するほどのものなのかはわかりません。
価格だけ見ると検討の余地ありかなーと思ってしまうわけですが…。

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アブ・ガルシアのテクノロジー

2万という予算でいけばRevo Rocket、Revo ALX、ROXANIあたりのクラスを狙えます。
これらのリールに搭載されているテクノロジーは以下のようになります。

Salt Shield TM ベアリング

撥水コートを内部外部全体に施した新開発ボールベアリングを採用することにより、回転異音の原因となる塩ガミ現象を激減。回転フィール・耐久性を大幅に向上させることに成功しました。(ピニオンギア部に採用)

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

HPCR ベアリング

高性能耐食性素材を採用したベアリングにより、耐久性、滑らかさ、耐食性を向上。あらゆる釣りの場面においてパフォーマンスを高めてくれる。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

AMギアリングデザイン

独自の製法による精密マシン加工の高強度アルミ製ギアは、かつて無い滑らかさと耐久性を実現。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

COGギアデザイン

Abu Garcia 独自のコンピュータ解析技術により、ギアの歯型形状の最適化を実現。いかなる釣りの場面においても究極の滑らかさを発揮。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

ロケットラインマネジメントシステムTM

1. スプールデザイン – アブ・ガルシア独自のロケットスプールリップは、スプールからラインをより滑らかに、均一に放出させます。
2. オシレーションシステム – スローオシレーションシステムにより最適な巻取りアングルで、ラインをより滑らかに均一にスプールへと巻き取ることができます。
3. ベール – Revo® シリーズ独自のベール開放角により、ラインがスプールリップから放出される際、最適なラインループにコントロールし、ラインがロッドの第一ストリッピングガイドをスムーズに通過できます。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

ユニフローベール

ベール接合部の形状をスムーズにすることによりベール周りの糸絡み等トラブルを激減できます。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

カーボンマトリックスハイブリッドドラグ

アブ・ガルシア独自のカーボンマトリックス素材とフェルト素材と組み合わせたカーボンマトリックスハイブリッドドラグの採用により、使用時の張力変動を効果的に抑え、広いレンジで滑らかなパフォーマンスを発揮できる。

アブ・ガルシアWEBサイトより抜粋

…なるほど、ダイワやシマノが行っている、塩噛み対策巻き心地の追求ライントラブルの軽減ドラグ性能の向上などは搭載している模様。
こうなると、実際使ってみないとどのメーカーが一番巻き心地がいいか?なんて分からないですよね。
自重も200gを切ってはいないものの、シマノの同サイズリールと大差はありません…。

とりあえず、3大メーカー出そろいましたので、次のエントリーでは3社のリールをいろいろな視点で比較できればと思います。
ではでは~!

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