動かないオールドリールをレストアして使えるようになるか?【Olympic MIDGET 150】

動かないオールドリールをレストアして使えるようになるか?【Olympic MIDGET 150】

ElephantMask
今回はボロボロのリールをレストアしてみたお話!

先日、実家に行った際に母親に、古い釣具があるけど処分していいかと聞かれました。
この釣具たちはその昔、父親が釣りをしていた頃に買ったものらしい…おそらく30~40年前くらいのものと思います。

その中からとりあえず、渋い色合いの両軸リールだけもらって帰りました。
テトラポットの穴釣りに使えるかなーと思ったので。

ただもらって帰ったものの、ハンドルは回らないし、メッキ部分のくすみもある状態。
果たして使えるようになるのか?

そんなプチレストアの記録です。

外観を観察

エンジ色の樹脂ボディにシルバーメッキ。
ハンドルは白だったのかも知れないけど、古びたクリーム色の樹脂製。

そして、なぜか2カ所ネジがないという…w
まぁ、これはサイズの合うネジがあればどうにでもなる。

製品名と思われるその刻印は「MIDGET 150 Olympic Japan」って書いてあります。

オリムピックのミゼット150というリールってことが分かりました。
現在オリムピックというメーカーはその名前だけは残ってますが、どうやら名称だけ受け継いだ別会社らしいですね。

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メッキ部分のくすみはコンパウンドで研磨

まずはメッキ部分のくすみ除去です。
これは自動車用のラビングコンパウンドで磨けばなんとかなるだろうと思ってました。

実際やってみると、それなりに綺麗にはなりましたが、下地の金属から浮いてきたと思われるサビやら傷か汚れかわからないものも。
爪で引っ掻くと取れる浮きサビもありましたが、なかなか頑固です。

なので、それなりのところで妥協しました。
この置き傷は深くてこれが限界かなー。

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サビついているのか?回らないハンドル

冒頭にも書きましたが、ハンドルが回らない。
厳密にいうと回るけど、ギアが噛みあっている感じがない。
重い空回りって感じ。

とりあえずバラしてみるしかない。
もし元に戻せないとか、結局動かないということになってもハナから動いていないので諦めもつくし!

…ということで分解開始!

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回らない原因は腐ったグリスか?

リールを解体してみると、ギアにこびりついたグリスと思しきウ〇コのような物体にびっくり!
そりゃ回らないわ。

綿棒でこそぎ落とそうとしたけど、固まっていて取れません!

…ということでパーツクリーナーで洗浄。
スプレーを吹き付け、腐ったグリスを溶かして、拭き取るという作業を屋外で2~3回繰り返すと綺麗になりました。


↑ウ〇コグリスを拭き取って綺麗になった状態

ちなみに、パーツの一つひとつをバラすのは元に戻せない自信があるのでやめておきましたw
バラさず、この状態で表面上だけ綺麗にする作戦です。

綺麗にした後は新しいグリスを塗って組み立てるだけです。

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組み立てる…息を吹き返すオールドリール

分かりづらいですが、グリスを打ち直した状態一連の作業を終え、元通りに組み立ててみました。
ギアが噛みあってなかったのか、腐ったグリスが固着していたのかは分かりませんが
カチカチ…という音とともにハンドルが回りました。

そういえば、穴釣り用に10年前くらいにタックルベリーで買った竿がオリムピックだった!
と思って、一緒に写真を撮ってみました。

この竿もなかなかのオールドロッドなので、雰囲気のある写真になりました。
インスタで色調補正したらインスタ映えしそうです!

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オールドリールのプチレストア まとめ

…ということで、推定30年以上前のリールを分解、洗浄して使えるようにしてみました。

このオリムピックのMIDGET 150という両軸リールですが、
インターネットで調べると当時、廉価販売していたような安物のリールっぽい…

まぁ、現在もこのテの小さい両軸リールってワゴンで平売りしてる印象ですからねw

実家には他にもダイワのオールドリールもあったので、お盆に帰省したときに連れて帰ってこよう!
帰省といっても車で15分ほどなのだがw

ではでは~!

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